ネット動画紹介「現役東大生が語る鉄緑会の光と闇」
現役東大生が語る鉄緑会の光と闇(16分14秒) YouTubeから
東大に毎年多数の合格者を輩出(2023年度は代々木で520名、大阪校で606名)している「鉄緑会」について、卒業生(渋谷教育学園渋谷、いわゆる渋渋出身で東大理Ⅰ合格)が内実を語ってくれています。
英語と数学の進度は速く、数学でいえば、中3で高校範囲、数Ⅲ以外は教科書レベルを終了し、高1でチャート+αくらい(当然に全範囲)、高2で東大入試問題が解けるレベルところまで到達します(3:02あたりから)。高1できちんとついていっていれば、青チャートレベルの問題は瞬殺できるレベルになるようです。なんとか1周したというレベルではないです。渋渋に合格し帰国子女でもあるこの卒業生は、渋渋で英語のテストは100点ばかりだったにもかかわらず、中3で受けた鉄緑会の校内模試で偏差値50に届かなかったそうです。在籍生のレベルがきわめて高いことがわかります。
鉄緑会は集団授業をしますが、とんでもない成績を上げるテクニックを教えてくれる、といったことはなく、普通だそうです。普通の塾ではあるけれど、そこにいる生徒たちの(勉強量・難易度に関する)あたりまえ度(この程度をこなすのはあたりまえでしょという感覚)が高いそうです(10:15あたりから)。
鉄緑会の中で上位2割にいても、授業についていくのはキツく、それより下はついていくのが無理なようです。集団塾なので基本的には放任で自分で努力するのみ、ということです(12:28あたりから)。
鉄緑会に入ってよかったこととして、周りが超勉強している点を挙げられています(9:14あたりから)。「こんなに勉強してるんだ、上の人って」と言っています。すごくできるようになっているのに、さらに勉強しているので、化け物になっていくのも当然ですね。
鉄緑会は、めちゃくちゃに勉強しまくる生徒たちの集団です。学校に通い学校の課題等もある中で、鉄緑会の授業にも通って多量かつ難易度の高い宿題をきちんとこなしていき実力をどんどんつけています。一方で、多数の落ちこぼれも生み出しSNSで不満を吐き出している人たちもいます。
鉄緑会の在籍生は、ホームページによると、
開成 1125 名
桜蔭 878 名
筑大駒場 609 名
麻布 493 名
海城 516 名
駒場東邦 330 名
筑大附 434 名
豊島岡 452 名
女子学院 255 名
雙葉 247 名
渋谷幕張 265 名
渋教渋谷 248 名
早稲田 248 名
聖光学院 115 名
栄光学園 101 名
その他
で、出ている人数の合計は6316人になります。
鉄緑会大阪校は、
灘 362 名
洛南 534 名
神戸女学院 254 名
甲陽 225 名
四天王寺 209 名
東大寺 192 名
高槻 174 名
西大和 128 名
洛星 110 名
附池田 105 名
神戸大附 104 名
大阪星光 099 名
清風南海 081 名
六甲学院 068 名
帝塚山 060 名
清風 049 名
府立北野 048 名
附天王寺 048 名
神戸海星女子 033 名
白陵 028 名
大阪桐蔭 026 名
金蘭千里 023 名
その他
で、出ている人数の合計は2960人になります。
中1から高3までの6年分なので6で割るとそれぞれ1053人、493人ほどになりますが、実際にはその他の学校の生徒や入塾したけれど辞めてしまった人も多いので1学年はあわせて2100人以上ではないかなと推測します。
さらに、100名以下の高校が多数あるはずですので、合計は4000人を超えるように思います。
ここに名前が出ている学校は錚々たる有名校で、そこに入っているだけですごいといえます。もともと頭が良かった上に、中学・高校受験でかなり勉強し、鉄緑会にもついていくことができた生徒たちが、頭の良さにあぐらをかくことなく、鉄緑会の多量の課題などをきちんとこなしています。その勉強量は膨大です。青チャートの問題を瞬殺できるのも当然でしょう。そのくらい勉強すれば東大合格も必然になります。
東大をはじめ、難関大学や医学部の合格には、膨大な勉強量が必須です。
BENBUでも東大合格者や医学部合格者を輩出していますが、みな、膨大な勉強量をこなしています。文系出身の社会人が退職し1年間BENBUに通って医学部に合格しましたが、彼も毎日朝からBENBUに通い続けて夜まで勉強をしていました。一高、竹高、並木中等以外の県立高校から医学部に合格した部員も、部活動をやめるなどして勉強に専念しました。芦田愛菜さんと同級生になった慶応法学部合格の部員も、最後は肌ががさがさになるくらい勉強に全エネルギーを注ぎ込んでいました。きちんと勉強をした人しか難関大学・学部には合格しません。偶然合格するといったことはありません。
適当な勉強をしているだけであったり、部活動やその他のことに時間を取られて勉強量が足りなかったり、方法論はしっかり理解していても言い訳ばかりして実行ができていなかったりする人が合格することはありません。学校の定期テストで点数は良くても模試が散々な場合は、勉強方法がまちがっているか、定期テストの点数がチートなだけです。出そうな問題の解き方や訳を覚えて点数を取って何の意味があるのか、何がうれしいのか、さっぱりわかりません。大学入試より前に模試で明白となる嘘のために、ムダな労力と時間をかけている人の気が知れません。定テの校内順位が良かったとしても日本全体で見れば無価値です。難関大学・学部を受験する場合、ライバルは上記に名前が出ているような高校の生徒たちです。茨城県立高校の中の背比べに一喜一憂している姿は滑稽です。受験に無関係なテスト問題の出来で自信を持ったり失ったりして、一体何を求めているのでしょう。目的を完全に忘れ去っています。どうでもいいことをプライドの根拠にしています。そんなプライドは偽物だと自分で気づいているはずです。大学受験から目をそらしてはいけないです。喜んだり落ち込んだりするヒマとエネルギーがあるなら、それも全部注ぎ込んで勉強しましょう。
とにかく勉強しましょう。
難関大学・学部に入りたいのであれば、それしか道はありません。
BENBUに限らず、どこかの塾に入っているから志望校に合格できる、などということは100%ありません。
いかにも効果のありそうな塾の宣伝文句に惹かれて塾をいくつも掛け持ちしても、効果はないです。
自分自身が勉強するかどうか、それだけにかかっています。
どこかの塾の教材がとても優れていて、それをやれば実力がすごくついていく、ということは幻想です。勉強せずに逃避したい人が塾の宣伝文句で塾をショッピングしたり掛け持ちしたりします。授業をあてにしている時点ですでに逃げています。自分で勉強する、という意思がなにより重要です。
鉄緑会で東大合格者が多数出ているのは、優秀な生徒が集まり、さらにふるいにかけられて選別された生徒が残っていくというシステムのせいです。難易度の高い、多量の課題を出せば、優秀な人しかこなせませんので、ふるい分けは容易です。集団授業で進度を速く、説明の難易度を高く設定すれば、理解できる人だけが理解でき、選別が容易になります。別解や類似の問題を解説すれば、わからない人はますますわからなくなり二極化が進行します。講師側にとってはカンタンなことです。
鉄緑会に行けばすごい実力がつく、と思った時点でまちがっており、鉄緑会に行くことは勉強のきっかけの一つにすぎません。鉄緑会に通うために片道1時間かけるとすれば、勉強時間を2時間失うことになります。これがナンセンスな行為だと気づかない人は鉄緑会宗教の信者になってしまっています。永遠に救われません。
塾に通って伸びるかどうかは、その塾が勉強量を増やす仕組みを持っているかどうか、生徒ひとりひとりに適切な難易度の指導をしているかどうかで決まります。
鉄緑会のように集団授業を使って選別していくシステムは昔から各予備校が採っていました。基本的に放任で、脱落していく人たちの犠牲の上に成り立ちます。
そうした塾に挑戦されるのもいいかも知れません。ただ、集団授業は時代遅れかなという気はします。必要な情報は書籍に開示されています。都内では鉄緑会や授業をしない武田塾が優秀な生徒を集め、集団授業ではやっていけなくなった塾が地方に出ているようですが、地方であれば通用すると馬鹿にされているようであまりいい気はしません。
BENBUは脱落していく人(いわゆる廃人)を作りません。できる人を選別し伸ばすためにその他の生徒を潰すようなことは絶対にしたくありません。ですので、学習指導とカウンセリングを融合させています。また、ひとりひとりに違うアプローチをしています。まったく同じ問題でも解説のしかたが異なるのは、そのためです。自分の子どもが脱落者側に置かれているとなれば、悲しくいたたまれない気持ちになります。生徒の背後の親の気持ちを考えると、鉄緑会のようなシステムにはできません。生徒本人もただつらく、つまらないだけだと思います。できる生徒だけを相手にするならばそれでいいのでしょうけれど、出会った人との縁を大切にしたいので、切り捨てることや落ちるままに放置することはできません。
また、難関大学に入ることが、その生徒にとってベストかどうかも考えるべきだと思います。頑張って合格しても、大学で落ちこぼれたり能力面で疎外感を覚えたりして、苦しいだけの大学生活になるおそれがあります。難関大学に入ったということは、大学でも努力を続け能力を高めていくことを承諾していることに等しいです。そうでなければ邪魔です。同級生に大学院入試に2年連続で落ちた人がいましたが、勉強しないなら、あるいは勉強ができないなら、そんな人は難関大学に入るべきでなかったのです。本人にとっても大学にとってもマイナスでしかありません。難関大学に入ればその後の将来は安定だと勘違いしていたのかも知れませんが、そんな昭和の幻想はとっくに破綻しています。自分を最大限に活かせる場にいて自分を伸ばしていくことが最重要で、世間的な評価に自分を合わせてもしかたがないです。
逆に、意欲があり実際にガツガツと勉強する人に対しては、BENBUは、駿台全国模試で1位や2位を取ってもらったり、英検1級に合格してもらったりできるよう導きます。実績があります。方法論もあります。こんなことは鉄緑会ではできないことです。ですが、こうしたことを全員に向けて指導することは絶対にしません。生徒を潰してまで一部の生徒にだけ伸びてもらうことはしたくないのです。だから個別指導でひとりひとりに違う対応をしているのです。志望だけ高くて実際の勉強時間が少ない人は基本的には相手にしませんし、まちがって入部されていても退部をおすすめします。ふだんゲームばかりしてBENBUに来たときだけ勉強するフリをする人は過去に強制的に退部していただきました。お互いに時間のムダだからです。時間のムダづかい、すなわち、命のムダづかいはしません。部員には常に優しく親身に接しますが、部員としてふさわしくない人をとどめておくほど甘くも弱くもありませんし、経営判断を優先させることもありません。能力は問わないですが、努力する気持ちがあることは絶対的に必要です。現実に努力している人、努力しようと奮闘している人を、全力でサポートします。
とにかく勉強しましょう。
勉強を通して自分の能力を高め、自分自身のコントロールとより生きやすくなる力を身につけましょう。
BENBUはそのために存在します。
https://tsukuba-benbu.com/
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難関大・医歯薬合格へ導く全科目指導のBENBU
英語・数学・物理・化学・生物・国語・現代文・古典・古文・漢文・地理・政経・倫理・倫理政経・日本史・世界史・情報Ⅰ
高校・大学受験・大学合格・英作文添削・英作文指導・小論文添削・小論文指導・全科目・質問・LINE質問・英検
わかりやすい・集中できる・伸びる・実績
難関大学・医学部・薬学部・法学部・東京大学・東大・東北大学・東工大(科学大)・早稲田大学・慶応義塾大学に実績/医師・医者・薬剤師・弁護士を目指すならBENBU/科目間のバランスに配慮/全科目について質問できる/1対1の授業も受けられる/唯一の個別指導学習塾BENBU/つくば市竹園
東大に毎年多数の合格者を輩出(2023年度は代々木で520名、大阪校で606名)している「鉄緑会」について、卒業生(渋谷教育学園渋谷、いわゆる渋渋出身で東大理Ⅰ合格)が内実を語ってくれています。
英語と数学の進度は速く、数学でいえば、中3で高校範囲、数Ⅲ以外は教科書レベルを終了し、高1でチャート+αくらい(当然に全範囲)、高2で東大入試問題が解けるレベルところまで到達します(3:02あたりから)。高1できちんとついていっていれば、青チャートレベルの問題は瞬殺できるレベルになるようです。なんとか1周したというレベルではないです。渋渋に合格し帰国子女でもあるこの卒業生は、渋渋で英語のテストは100点ばかりだったにもかかわらず、中3で受けた鉄緑会の校内模試で偏差値50に届かなかったそうです。在籍生のレベルがきわめて高いことがわかります。
鉄緑会は集団授業をしますが、とんでもない成績を上げるテクニックを教えてくれる、といったことはなく、普通だそうです。普通の塾ではあるけれど、そこにいる生徒たちの(勉強量・難易度に関する)あたりまえ度(この程度をこなすのはあたりまえでしょという感覚)が高いそうです(10:15あたりから)。
鉄緑会の中で上位2割にいても、授業についていくのはキツく、それより下はついていくのが無理なようです。集団塾なので基本的には放任で自分で努力するのみ、ということです(12:28あたりから)。
鉄緑会に入ってよかったこととして、周りが超勉強している点を挙げられています(9:14あたりから)。「こんなに勉強してるんだ、上の人って」と言っています。すごくできるようになっているのに、さらに勉強しているので、化け物になっていくのも当然ですね。
鉄緑会は、めちゃくちゃに勉強しまくる生徒たちの集団です。学校に通い学校の課題等もある中で、鉄緑会の授業にも通って多量かつ難易度の高い宿題をきちんとこなしていき実力をどんどんつけています。一方で、多数の落ちこぼれも生み出しSNSで不満を吐き出している人たちもいます。
鉄緑会の在籍生は、ホームページによると、
開成 1125 名
桜蔭 878 名
筑大駒場 609 名
麻布 493 名
海城 516 名
駒場東邦 330 名
筑大附 434 名
豊島岡 452 名
女子学院 255 名
雙葉 247 名
渋谷幕張 265 名
渋教渋谷 248 名
早稲田 248 名
聖光学院 115 名
栄光学園 101 名
その他
で、出ている人数の合計は6316人になります。
鉄緑会大阪校は、
灘 362 名
洛南 534 名
神戸女学院 254 名
甲陽 225 名
四天王寺 209 名
東大寺 192 名
高槻 174 名
西大和 128 名
洛星 110 名
附池田 105 名
神戸大附 104 名
大阪星光 099 名
清風南海 081 名
六甲学院 068 名
帝塚山 060 名
清風 049 名
府立北野 048 名
附天王寺 048 名
神戸海星女子 033 名
白陵 028 名
大阪桐蔭 026 名
金蘭千里 023 名
その他
で、出ている人数の合計は2960人になります。
中1から高3までの6年分なので6で割るとそれぞれ1053人、493人ほどになりますが、実際にはその他の学校の生徒や入塾したけれど辞めてしまった人も多いので1学年はあわせて2100人以上ではないかなと推測します。
さらに、100名以下の高校が多数あるはずですので、合計は4000人を超えるように思います。
ここに名前が出ている学校は錚々たる有名校で、そこに入っているだけですごいといえます。もともと頭が良かった上に、中学・高校受験でかなり勉強し、鉄緑会にもついていくことができた生徒たちが、頭の良さにあぐらをかくことなく、鉄緑会の多量の課題などをきちんとこなしています。その勉強量は膨大です。青チャートの問題を瞬殺できるのも当然でしょう。そのくらい勉強すれば東大合格も必然になります。
東大をはじめ、難関大学や医学部の合格には、膨大な勉強量が必須です。
BENBUでも東大合格者や医学部合格者を輩出していますが、みな、膨大な勉強量をこなしています。文系出身の社会人が退職し1年間BENBUに通って医学部に合格しましたが、彼も毎日朝からBENBUに通い続けて夜まで勉強をしていました。一高、竹高、並木中等以外の県立高校から医学部に合格した部員も、部活動をやめるなどして勉強に専念しました。芦田愛菜さんと同級生になった慶応法学部合格の部員も、最後は肌ががさがさになるくらい勉強に全エネルギーを注ぎ込んでいました。きちんと勉強をした人しか難関大学・学部には合格しません。偶然合格するといったことはありません。
適当な勉強をしているだけであったり、部活動やその他のことに時間を取られて勉強量が足りなかったり、方法論はしっかり理解していても言い訳ばかりして実行ができていなかったりする人が合格することはありません。学校の定期テストで点数は良くても模試が散々な場合は、勉強方法がまちがっているか、定期テストの点数がチートなだけです。出そうな問題の解き方や訳を覚えて点数を取って何の意味があるのか、何がうれしいのか、さっぱりわかりません。大学入試より前に模試で明白となる嘘のために、ムダな労力と時間をかけている人の気が知れません。定テの校内順位が良かったとしても日本全体で見れば無価値です。難関大学・学部を受験する場合、ライバルは上記に名前が出ているような高校の生徒たちです。茨城県立高校の中の背比べに一喜一憂している姿は滑稽です。受験に無関係なテスト問題の出来で自信を持ったり失ったりして、一体何を求めているのでしょう。目的を完全に忘れ去っています。どうでもいいことをプライドの根拠にしています。そんなプライドは偽物だと自分で気づいているはずです。大学受験から目をそらしてはいけないです。喜んだり落ち込んだりするヒマとエネルギーがあるなら、それも全部注ぎ込んで勉強しましょう。
とにかく勉強しましょう。
難関大学・学部に入りたいのであれば、それしか道はありません。
BENBUに限らず、どこかの塾に入っているから志望校に合格できる、などということは100%ありません。
いかにも効果のありそうな塾の宣伝文句に惹かれて塾をいくつも掛け持ちしても、効果はないです。
自分自身が勉強するかどうか、それだけにかかっています。
どこかの塾の教材がとても優れていて、それをやれば実力がすごくついていく、ということは幻想です。勉強せずに逃避したい人が塾の宣伝文句で塾をショッピングしたり掛け持ちしたりします。授業をあてにしている時点ですでに逃げています。自分で勉強する、という意思がなにより重要です。
鉄緑会で東大合格者が多数出ているのは、優秀な生徒が集まり、さらにふるいにかけられて選別された生徒が残っていくというシステムのせいです。難易度の高い、多量の課題を出せば、優秀な人しかこなせませんので、ふるい分けは容易です。集団授業で進度を速く、説明の難易度を高く設定すれば、理解できる人だけが理解でき、選別が容易になります。別解や類似の問題を解説すれば、わからない人はますますわからなくなり二極化が進行します。講師側にとってはカンタンなことです。
鉄緑会に行けばすごい実力がつく、と思った時点でまちがっており、鉄緑会に行くことは勉強のきっかけの一つにすぎません。鉄緑会に通うために片道1時間かけるとすれば、勉強時間を2時間失うことになります。これがナンセンスな行為だと気づかない人は鉄緑会宗教の信者になってしまっています。永遠に救われません。
塾に通って伸びるかどうかは、その塾が勉強量を増やす仕組みを持っているかどうか、生徒ひとりひとりに適切な難易度の指導をしているかどうかで決まります。
鉄緑会のように集団授業を使って選別していくシステムは昔から各予備校が採っていました。基本的に放任で、脱落していく人たちの犠牲の上に成り立ちます。
そうした塾に挑戦されるのもいいかも知れません。ただ、集団授業は時代遅れかなという気はします。必要な情報は書籍に開示されています。都内では鉄緑会や授業をしない武田塾が優秀な生徒を集め、集団授業ではやっていけなくなった塾が地方に出ているようですが、地方であれば通用すると馬鹿にされているようであまりいい気はしません。
BENBUは脱落していく人(いわゆる廃人)を作りません。できる人を選別し伸ばすためにその他の生徒を潰すようなことは絶対にしたくありません。ですので、学習指導とカウンセリングを融合させています。また、ひとりひとりに違うアプローチをしています。まったく同じ問題でも解説のしかたが異なるのは、そのためです。自分の子どもが脱落者側に置かれているとなれば、悲しくいたたまれない気持ちになります。生徒の背後の親の気持ちを考えると、鉄緑会のようなシステムにはできません。生徒本人もただつらく、つまらないだけだと思います。できる生徒だけを相手にするならばそれでいいのでしょうけれど、出会った人との縁を大切にしたいので、切り捨てることや落ちるままに放置することはできません。
また、難関大学に入ることが、その生徒にとってベストかどうかも考えるべきだと思います。頑張って合格しても、大学で落ちこぼれたり能力面で疎外感を覚えたりして、苦しいだけの大学生活になるおそれがあります。難関大学に入ったということは、大学でも努力を続け能力を高めていくことを承諾していることに等しいです。そうでなければ邪魔です。同級生に大学院入試に2年連続で落ちた人がいましたが、勉強しないなら、あるいは勉強ができないなら、そんな人は難関大学に入るべきでなかったのです。本人にとっても大学にとってもマイナスでしかありません。難関大学に入ればその後の将来は安定だと勘違いしていたのかも知れませんが、そんな昭和の幻想はとっくに破綻しています。自分を最大限に活かせる場にいて自分を伸ばしていくことが最重要で、世間的な評価に自分を合わせてもしかたがないです。
逆に、意欲があり実際にガツガツと勉強する人に対しては、BENBUは、駿台全国模試で1位や2位を取ってもらったり、英検1級に合格してもらったりできるよう導きます。実績があります。方法論もあります。こんなことは鉄緑会ではできないことです。ですが、こうしたことを全員に向けて指導することは絶対にしません。生徒を潰してまで一部の生徒にだけ伸びてもらうことはしたくないのです。だから個別指導でひとりひとりに違う対応をしているのです。志望だけ高くて実際の勉強時間が少ない人は基本的には相手にしませんし、まちがって入部されていても退部をおすすめします。ふだんゲームばかりしてBENBUに来たときだけ勉強するフリをする人は過去に強制的に退部していただきました。お互いに時間のムダだからです。時間のムダづかい、すなわち、命のムダづかいはしません。部員には常に優しく親身に接しますが、部員としてふさわしくない人をとどめておくほど甘くも弱くもありませんし、経営判断を優先させることもありません。能力は問わないですが、努力する気持ちがあることは絶対的に必要です。現実に努力している人、努力しようと奮闘している人を、全力でサポートします。
とにかく勉強しましょう。
勉強を通して自分の能力を高め、自分自身のコントロールとより生きやすくなる力を身につけましょう。
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