2025年度共通テスト(現高2生~)について
2025年度(令和7年度)共通テスト(試験日は2025年1月18・19日)について
<「情報Ⅰ」の追加>
新科目「情報Ⅰ」が加わり、6教科8科目の試験となります(国立大の全部と大半の公立大)。
「情報Ⅰ」の配点につき大学ごとに学部ごとにまちまちですが、東大は全科類で必須とし配点を100点としました。これにより1000点満点となります(傾斜配点前)。
東大では1000点満点中の100点で10%ですが、東工大は10%、 東北大と名古屋大は10%未満、京大、九大、神戸大は学部ごとに配点比率が異なっています。北大では令和7年度試験については情報Ⅰには配点しないこととしています。
「情報Ⅰ」の授業は高校ごとにパソコンにちょっと強い教師が担当し、適当に授業をしているようです。プリント学習の答えが間違いだらけの学校もあります。教師としては急に余分な仕事を押しつけられたのでしかたないかも知れません。こうした状況で入試科目に採用するのは、おかしくても変でもトップの命令を従順に遂行するどこかの外国の官僚と変わらないほど愚かだと思いますが、部員のみなさんには被害を最小限度に抑えつつ上手に入試を乗り越えてもらいたいです。情報Ⅰの教科書を軽く何度も読んで知識になじんでいき、模試を受けたあとの復習で得点力をつけていけば十分だと思います。高校では秋から共テ直前まで共テ演習ばかりするようになりますので(本来は個別試験対策をすべき時期ですが)、演習量もこれで十分です。
既卒者の方は、経過措置がとられますので、「情報Ⅰ」を学ばなくても大丈夫です。
<「国語」の変更>
情報Ⅰの追加以外に、国語の変更点にも注意が必要です。
従来は、大問4題で試験時間が80分でした。内訳は、評論文・小説・古文・漢文が各50点ずつの合計200点でした。
変更により、大問5題で試験時間が90分となります。内訳は、評論文45点、小説45点、図やグラフの読み取り(新規追加!)20点、古文45点、漢文45点の合計200点となります。
10分増えて図等の読み取り20点分が増えます。
注意というのは、こうした変更があること・・・についてではありません。
各予備校や高校が「大変だ、読み取りの練習をしなければ!」「国語が大きく変わるのできちんとした対策が必要だ!」「従来の勉強ではだめです!」と騒ぎ出すと思われるので、それに乗せられないようにすることに注意が必要だと伝えたいです。
読み取り問題の配点は、たかだか20点です。短時間に多量の文章を読む必要があると思いますが、それは普段の勉強で培われるものです。付け焼き刃で対応しようとする人にとっては大変な変更かも知れませんが、しっかり勉強している人にとってはたいしたことはありません。日本語の文章としては平易です。模試をたくさん受け授業で共テ演習を過剰にすることになるので、それだけで十分な練習量になります。たかだか20点の問題には、それなりの対応で十分で、やるべき重要なことは、ほかにあります。変更があるたびに騒ぐのは、不安にさせて入塾させよう、講座を追加させよう、教師に従わせようという意図があるからで、生徒を思ってのことではありません。
注意して下さい。
https://tsukuba-benbu.com/
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<「情報Ⅰ」の追加>
新科目「情報Ⅰ」が加わり、6教科8科目の試験となります(国立大の全部と大半の公立大)。
「情報Ⅰ」の配点につき大学ごとに学部ごとにまちまちですが、東大は全科類で必須とし配点を100点としました。これにより1000点満点となります(傾斜配点前)。
東大では1000点満点中の100点で10%ですが、東工大は10%、 東北大と名古屋大は10%未満、京大、九大、神戸大は学部ごとに配点比率が異なっています。北大では令和7年度試験については情報Ⅰには配点しないこととしています。
「情報Ⅰ」の授業は高校ごとにパソコンにちょっと強い教師が担当し、適当に授業をしているようです。プリント学習の答えが間違いだらけの学校もあります。教師としては急に余分な仕事を押しつけられたのでしかたないかも知れません。こうした状況で入試科目に採用するのは、おかしくても変でもトップの命令を従順に遂行するどこかの外国の官僚と変わらないほど愚かだと思いますが、部員のみなさんには被害を最小限度に抑えつつ上手に入試を乗り越えてもらいたいです。情報Ⅰの教科書を軽く何度も読んで知識になじんでいき、模試を受けたあとの復習で得点力をつけていけば十分だと思います。高校では秋から共テ直前まで共テ演習ばかりするようになりますので(本来は個別試験対策をすべき時期ですが)、演習量もこれで十分です。
既卒者の方は、経過措置がとられますので、「情報Ⅰ」を学ばなくても大丈夫です。
<「国語」の変更>
情報Ⅰの追加以外に、国語の変更点にも注意が必要です。
従来は、大問4題で試験時間が80分でした。内訳は、評論文・小説・古文・漢文が各50点ずつの合計200点でした。
変更により、大問5題で試験時間が90分となります。内訳は、評論文45点、小説45点、図やグラフの読み取り(新規追加!)20点、古文45点、漢文45点の合計200点となります。
10分増えて図等の読み取り20点分が増えます。
注意というのは、こうした変更があること・・・についてではありません。
各予備校や高校が「大変だ、読み取りの練習をしなければ!」「国語が大きく変わるのできちんとした対策が必要だ!」「従来の勉強ではだめです!」と騒ぎ出すと思われるので、それに乗せられないようにすることに注意が必要だと伝えたいです。
読み取り問題の配点は、たかだか20点です。短時間に多量の文章を読む必要があると思いますが、それは普段の勉強で培われるものです。付け焼き刃で対応しようとする人にとっては大変な変更かも知れませんが、しっかり勉強している人にとってはたいしたことはありません。日本語の文章としては平易です。模試をたくさん受け授業で共テ演習を過剰にすることになるので、それだけで十分な練習量になります。たかだか20点の問題には、それなりの対応で十分で、やるべき重要なことは、ほかにあります。変更があるたびに騒ぐのは、不安にさせて入塾させよう、講座を追加させよう、教師に従わせようという意図があるからで、生徒を思ってのことではありません。
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