反動と転機

日々、いろんなことが起こります。

人に厳しく言ったときは、まるで反動のように、自分が同じことを厳しく言われたような状況になることがあります。
たとえば、きちんと片付けるように厳しく言うと、自分が片付けていないことがあからさまになったり、忙しい中でも片付けざるを得ない状況に追い込まれたりするようなことです。
人に厳しく言いたくなることは、もしかすると、自分自身に対して言うべきだと直感的に気づいていることなのかも知れません。

人に厳しく言ったわけではないけれど、厳しい状況になったり事件が起こったりすることもあります。
こんなときは、転機だと捉えています。
BENBUで言えば、最初の吾妻の教室で、ある日突然、教室のドアのカギが開かなくなりました。管理会社のマスターキーでも開かず、鍵屋さんが苦労してようやく開けることができたのですが、原因はわからずじまいでした。ちょうど満席状態の綱渡りが続いていた時期だったので、教室移転の転機と捉え物件を探しました。すると、以前に検索したときにはまったくひっかからなかった物件が見つかり、かなり古いものの立地も広さも悪くなかったので、すぐにそこに決めて移転しました。
余談ですが、鍵屋さんが「こんなことは今までに経験がない」と言われていたので、ネットで宝くじを1枚だけ購入したところ、それが3000円の当たりになりました。宝くじは期待値を考えて絶対に買わないのですが、このときだけは例外です。
また、2番目の教室では、ある日突然、上階から多量の水が流れ落ちてきて、天井も壁も落ちてしまう被害に遭いました。さいわい部員の教材は避難させることができ、それ以外の自習室部分が全損となりました。しばらく待てば再開はできるものの、これも教室移転の転機と捉え物件を探しました。すると、またまた、以前に検索したときにはまったくひっかからなかった物件がすぐ近くに見つかり、賃料が高く払い続けられるのか不安はあったものの、そこに決めて移転しました。そこが現在の教室です。前の教室は業者が完全乾燥を提案したにもかかわらずすぐに天井・壁・床が作られてしまいました。移転してよかったです。

そして今
転機かなと思われる状況にあります。
先日の豪雨でのめったにできない経験や、その他ここには書けないことも引き続いて突然に起こり、時を同じくして新しいことに着手したばかりでの、この状況なので、その新しいことを急げと追い込まれているような感じです。
教室移転はしないですし、BENBUの運営は続けますが、もう1本、柱を作ることになりそうです。どうなるかはわかりませんが、うまくいけば部員にもBENBUにもプラスになります。

本当にいろんなことが起こりますね。
でも起こったことはすでに過去のことなので、考えてもしかたがありません。また一つ、思い出に残るエピソードが増えました。
自分でコントロールできないことは、そのまま受け入れるのみです。自分でできることに全力を傾注していきます。