部活動選びは慎重に
高校に進学される方の中には、部活動選びに夢中になっている人も
いるかも知れません。
高校生活を彩る意味で、部活動も頑張ることは有意義でしょう。
ただ、高校での勉強がどういうものか、どのくらい大変なのか、
大学入試がどのくらい厳しいものなのかがわかっていない段階で
週に5日以上あるような部活動、特に運動部に入ることは、
急がれない方がいいと思います。
早く入部しないとレギュラーポジションが取れなくなる不利益は
もしかするとあるかも知れません(1年生ではほぼ無関係です)が、
そのことと、
2年10か月後(推薦であればその3か月前)には始まっている入試における、
志望校の合格推定レベルのレギュラーポジションが取れなくなることとは、
二者択一であることが多い事実を知っておくべきです。
本当に賢い人は、文化部か、緩い部活動、あるいは帰宅部を選び、
勉強との両立を最優先にして過ごします。
目先のことしか考えていないと、後悔することになります。
中学校ではそんなに勉強しなくてもいつも上位だったから、高校でもきっと
同じように過ごせるだろう、と思うのは間違っています。
有名大学・難関学部へは、全力でぶつかっていっても合否が分かれます。
部活動のために時間面で全力を出せない状態では、有名大学は無理となり
志望校にできる範囲が狭くなります。
以前あった、某県立高校での実話です。
入部時には、勉強と両立できるように活動時間を考慮するとか、
勉強のために退部するなら認めるとか言って入部させておきながら、
いざ退部しようとすると、退部届けは受理されず、
OBまで動員して毎日説得を受け続け、説得されている間は部活動も勉強もできず、
テストが近づいても試合があれば部活動優先で
入部時の口約束がまったく果たされなかったことがありました。
勉強への配慮など完全に無視されました。
そういうものです。
生徒の将来のことを優先する部活顧問はいないと考えた方がいいです。
説明会などで顧問や先輩が何を言おうと信頼できません。
信頼して裏切られても、信じた方が悪いです。
信頼の根拠がないままに盲信しただけだからです。
高校で進学実績が示される場合も、鵜呑みにはしないでください。
合格した人よりもずっと多くの不合格者がいますが、そのことには触れません。
部活動で頑張っていた生徒が難関大学に合格した、といっても、
それは超例外にすぎません。
大多数は勉強時間が足りず、志望校を変えるか、滑り止め校に行くか、浪人しています。
少子化の影響で、大学の定員の合計の方が多い、いわゆる全入時代になりましたが、
そのために大学進学というだけでは価値がなくなり、
どういう大学に進み、どう過ごしたのかが問われるようになりました。
難関大学・学部の競争はより厳しいものとなっています。
コロナ禍でのオンライン授業により、授業がなくても勉強できることに気づいた生徒が
自分でどんどん勉強を進めるようになったので、難関大学・学部合格のための偏差値は
下がるどころか上がっています。
また、AIの劇的な進化により、将来消えていく職業が多くなることが広く知られるようになり、
AIによってもなくならず高齢化社会ではむしろ需要が高まる医学部を
目指す高校生が増えました。そのため医学部進学も難化しています。
片手間の勉強で入れる大学でよければ、部活動を楽しめばいいです。
そうでないなら、慎重になってください。
部活動に入る前に、自分の将来のことをしっかり考えてほしいです。
高校での学習内容・レベル・進度や、部活動の様子を見るために
しばらくは入部を控えるのが本当の賢さではないでしょうか。
いるかも知れません。
高校生活を彩る意味で、部活動も頑張ることは有意義でしょう。
ただ、高校での勉強がどういうものか、どのくらい大変なのか、
大学入試がどのくらい厳しいものなのかがわかっていない段階で
週に5日以上あるような部活動、特に運動部に入ることは、
急がれない方がいいと思います。
早く入部しないとレギュラーポジションが取れなくなる不利益は
もしかするとあるかも知れません(1年生ではほぼ無関係です)が、
そのことと、
2年10か月後(推薦であればその3か月前)には始まっている入試における、
志望校の合格推定レベルのレギュラーポジションが取れなくなることとは、
二者択一であることが多い事実を知っておくべきです。
本当に賢い人は、文化部か、緩い部活動、あるいは帰宅部を選び、
勉強との両立を最優先にして過ごします。
目先のことしか考えていないと、後悔することになります。
中学校ではそんなに勉強しなくてもいつも上位だったから、高校でもきっと
同じように過ごせるだろう、と思うのは間違っています。
有名大学・難関学部へは、全力でぶつかっていっても合否が分かれます。
部活動のために時間面で全力を出せない状態では、有名大学は無理となり
志望校にできる範囲が狭くなります。
以前あった、某県立高校での実話です。
入部時には、勉強と両立できるように活動時間を考慮するとか、
勉強のために退部するなら認めるとか言って入部させておきながら、
いざ退部しようとすると、退部届けは受理されず、
OBまで動員して毎日説得を受け続け、説得されている間は部活動も勉強もできず、
テストが近づいても試合があれば部活動優先で
入部時の口約束がまったく果たされなかったことがありました。
勉強への配慮など完全に無視されました。
そういうものです。
生徒の将来のことを優先する部活顧問はいないと考えた方がいいです。
説明会などで顧問や先輩が何を言おうと信頼できません。
信頼して裏切られても、信じた方が悪いです。
信頼の根拠がないままに盲信しただけだからです。
高校で進学実績が示される場合も、鵜呑みにはしないでください。
合格した人よりもずっと多くの不合格者がいますが、そのことには触れません。
部活動で頑張っていた生徒が難関大学に合格した、といっても、
それは超例外にすぎません。
大多数は勉強時間が足りず、志望校を変えるか、滑り止め校に行くか、浪人しています。
少子化の影響で、大学の定員の合計の方が多い、いわゆる全入時代になりましたが、
そのために大学進学というだけでは価値がなくなり、
どういう大学に進み、どう過ごしたのかが問われるようになりました。
難関大学・学部の競争はより厳しいものとなっています。
コロナ禍でのオンライン授業により、授業がなくても勉強できることに気づいた生徒が
自分でどんどん勉強を進めるようになったので、難関大学・学部合格のための偏差値は
下がるどころか上がっています。
また、AIの劇的な進化により、将来消えていく職業が多くなることが広く知られるようになり、
AIによってもなくならず高齢化社会ではむしろ需要が高まる医学部を
目指す高校生が増えました。そのため医学部進学も難化しています。
片手間の勉強で入れる大学でよければ、部活動を楽しめばいいです。
そうでないなら、慎重になってください。
部活動に入る前に、自分の将来のことをしっかり考えてほしいです。
高校での学習内容・レベル・進度や、部活動の様子を見るために
しばらくは入部を控えるのが本当の賢さではないでしょうか。