「塾通いしても学力が伸びない子」の落とし穴 / 記事の紹介

「塾通いしても学力が伸びない子」の落とし穴
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcfec714fd561fb3949776cfc5ff81684b36258f?page=1

YAHOO! JAPAN ニュース 4/10(日) 10:31配信
幻冬舎GOLD ONLINE より

とても共感しましたので、以下に箇条書きで抜粋します。
興味をもたれた方は、上記タイトルをクリックして、全文をご覧ください。
主に小学生・中学生対象の塾についての話になります。

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「塾」といっても大きな差あり
通わせるだけでも少しは学力がつくだろう、とはいかないことも
営利目的に走っている塾も

「あなたにはこの講習が必要です」の本音は売上アップ
成績が上がらない生徒には講習の追加を勧める
授業を増やすだけで学力が上がるのであれば、単にそれまでの学習量が足りなかっただけ
塾側は、そうした指導の不足はおくびにも出さず、
まるで追加講習によって学力が上がったかのように振る舞う

季節講習や受験期の特別講習も本音は売上アップ

幼児や小学生に、どんどん上級の英語検定試験を受けさせる塾は注意が必要

計算を徹底的に繰り返すプリント塾では小学4・5年以降は、むしろ数学的思考力が育たなくなることがある

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以前、ある塾に通っている中学生の保護者から、
成績が伸びないから週7日も授業を取るように言われて、月謝が大変なことになっているので、
なんとか助けてほしいという相談があり、例外的にその生徒を受け入れたことがあります。
伸びないから授業を追加させるのはおかしいと思います。
授業に問題があったと考えるべきではないでしょうか。そうであれば無償で補習授業をしてもいいはずです。
映像授業の塾・予備校の中には、新たな講座を機会あるごとに勧めてくる所もあります。
電話での勧誘がしつこい所もあります。それは社員・アルバイトに勧誘のノルマがあるからです。
決して生徒のためを思っての行為ではありません。
勧誘や講座名に惹かれて申し込む人は、魚釣りで釣られる魚のようなもの、というのは言い過ぎでしょうか。

計算プリント塾で高校数学の最後まで受け終わった中学生と関わったことがあります。
その生徒は連立方程式を解くのが神業のように速かったのですが、
中学数学の後半で数学が苦手になり、その後は理系には進めていないと思います。
数学の思考力が育たない状況になっていました。
大々的に宣伝し生徒をたくさん集めていますが、
同じような犠牲者が生まれ続けているのかと思うと、悲しいです。

BENBUは、多くの塾・予備校のあり方に、さんざん嫌気がさしていた所に、
内発的な力が作用し環境も整って、立ち上げた(立ち上げさせられた)塾です。
ですので、塾として、本来あるべき姿を追求し続けることができています。
営利目的に走らなかったために、第1期生の時期には、生徒がたくさん来てくれていたにもかかわらず
私自身はずっと無給でしたし、机・椅子・棚・書籍などへの投資は回収できないものとあきらめていました。
季節講習はなく、夏休みでも大晦日や正月でも通常どおりで通しています。
休みがほぼない(現在は月に1日の休みを設けています)のも、そうした理由からです。
季節講習をありがたがる前に、利潤追求行為に乗せられているだけではないかと疑ってみることも大切です。

生徒が本当に実力をつけるには、生徒自身が自分の頭で考えるしかありません。
タイトルがすばらしい、受けるだけで実力がつくように錯覚させる講座をいくつ取っても、実力は変わりません。
そうした講座に惹かれる時点で、他力本願、特効薬探しになっていて、
自分で努力する方向とは真逆に向かっていますので、伸びないことがほぼ確定しています。
テクニックを教わってそれで解けるようになったとしても、難関大学・学部の入試には通用しません。
知識を仕入れただけで立ち向かえる相手ではなく、思考力、論理力、表現力を磨き、
知識を自在に使いこなせるようになっていなければならないのです。
そもそも塾で教えるようなテクニック等は市販の参考書や問題集にたくさん書いてあり、
授業で教わるよりはるかに多く詳しいです。「授業」という時間に縛られないからです。
情報弱者は搾取される、とよく言われることが、ここでもあてはまります。
授業が必要であれば、スタディサプリ(全科目で年額2万円ほど)で十分です。

難関大学・学部に合格したいなら、他力本願、特効薬探しは避け、自分で勉強しましょう。
難関大学の合格者数を誇る所は、それなりのからくりがあります。
そこに入れば自分も、などと考えるのは、他力本願、特効薬探しの一種です。
やっててよかったといえるのは、自分の頭で考える勉強です。

自分の頭で考えようとして努力して壁にぶつかる人を、BENBUは全力でサポートします。
サポートしつつも、できる限り、自分の頭で考えるように導きます。