高校生新聞ニュースの記事紹介/感染して後悔

「まさか自分が」新型コロナに感染して嗅覚消えた高校生 遊び回ったことを後悔
                    20218218:17


<抜粋/全文は上の色つきタイトルをクリックしてください>
4月になり、遠くに遊びに行ったり感染者の多い地域に遊びに行ったり
「別に感染してもいいかな」なんて思ってしまったことも。
今ではとても後悔しています。

感染が分かったとき、いちばん不安だったのは家族や友達のことです。
感染を広げてしまっていたらと、夜もまともに寝ることができませんでした。
保健所から2週間の外出禁止の連絡が来たため、たくさん迷惑をかけました。
友達から学校で学ぶ機会を奪ってしまったり、せっかくのゴールデンウィークを自宅待機にしてしまったり。
親やきょうだいも外に出られず、仕事や学校に支障をきたしてしまいました。
本当にたくさんの人に迷惑をかけたと思っています。

熱は2、3日で収まったのですが、息苦しさやせきがなかなか抜けませんでした。
4日後、夜中に強い息苦しさを感じ、翌日から入院になりました。
息をいくら吸っても酸素が取り込まれない感覚があったのは、とてもつらかったです。
息苦しさに関しては、このまま死んでしまうのではないかと思うほどでした。

私の向かいに入院していた方は、1週間ほど続く高熱と激しいせき、不眠といった症状にとても苦しんでいたの
でもいわゆる「軽症患者」に分類されるのです。
感染から1カ月経ち普通に学校に通えるようになりましたが、いまだに嗅覚障害に悩んでいます。




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この記事からわかること

感染すると
たとえ無症状でも、本人と濃厚接触者は2週間の外出禁止となること。
学校にも会社にも行けなくなるので、かける迷惑が著しいこと。
症状が出た場合、発熱だけでなく息苦しさ・咳が続く場合もあること。
外出禁止が解けても学校に戻るまで1ヶ月かかることもあること。
嗅覚障害が残る場合もあること。


軽症者とされている人の中にも、
1週間ほど続く高熱と激しいせき、不眠といった症状にとても苦しんでいる人も含まれていること。
(これを軽症に分類することになるほど、重症の程度が重いということ)


気が緩みがちですが、自分のために、自分に近い大切な人のために、
デルタにまで変異して襲いかかってくるウイルスに注意をしていきましょう。
たとえ症状がなくても、受ける不利益は大きいです。
症状が出た場合、後悔しても元には戻りません。

学校の教員の中には、危機意識に欠けた人もいます。
この状況になっても宿泊しての活動を画策する人もいます。
クラスターを発生させたいのかも知れません。
2回接種後でもクラスターが発生しうること(東京新聞の記事より)も
知って、従前のような集団活動を続けていいのか、熟考すべきです。
万が一、その活動のせいでクラスターを発生させてしまったなら、
責任をとるだけの覚悟が、教師・校長には必要でしょう。
税金を使って生徒をダシにして気晴らしに出かけようなんて思っていると
その代償は高くつきます。

生徒のみなさんは、教師の言うことに盲従するのではなく、
自分の身を自分で守りましょう。苦しむのは自分です。