ワクチンを接種するかしないか

柏市で、ワクチン接種歴のない30代妊婦さんがコロナに感染し、
軽症と診断され自宅療養中だったが早産となり、入院先が見つからないまま
自宅で出産したものの赤ちゃんは亡くなったというニュースがありました(17日)。

ワクチン接種に関しては、反対する立場の人もいて、そうした書籍も出ていて、
いったい何が真実なのかがわからなくなっています。

ただ、2回接種すれば感染のおそれがかなり低くなること、
感染した場合でも重症化するおそれがかなり低くなることが
ようやく研究結果として出始めてきました。
今後は、より正しい情報が広がっていくと期待されます。

BENBUでは、ワクチン接種は奨励も抑制もしません。
すべて個人、そしてご家庭の判断に委ねています。

私自身は、他人に対し、接種を奨励すべきなのかどうかの判断はまだできませんが、
グーグルやモルガン・スタンレー、ブラックロックといった、世界の中の
とてつもなく賢い人々が社員に対する接種義務化に踏み切っていることを重視しています。
(政府、厚労省の見解はあてにしていませんし信頼もしていません)

接種反対の立場の人がいろいろ書籍を出したりネットで情報発信をしたりしており、
一定数の支持者も存在するようですが、発信者がたとえ医者であったとしても、
その医者はグーグル社員よりははるかに賢くないし、1次情報を得る立場にいないことが
明らかなので、反対派からの情報は受け流すことにしています。
(一部だけ目を通しましたが、事実がわからないゆえの不安感が、
 あらゆる情報をネガティブに解釈させているように感じました。
 「~と言われている」と書いてあっても出典・根拠がなく、
 怪しい情報を流しまくっている人の間で言われているだけのような情報もありました。
 どこかの塾の「300位から10位に!」と大差ありません。
 また、分子生物学の基礎知識がないために、遺伝子が書きかえられて大変なことになる、と
 小学生レベルの理由付けをしているものもありました。
 人体が、細菌やウイルスそれぞれの数百種と共存して健康を維持していることを知らずに、
 過度におそれているようです。
 上記は便の分析によるものですが、血液、脳、心臓、大腸、肺、肝臓、筋肉など27種類の組織自体に
 少なくとも39種類のウイルスがひそんでいることがわかったという論文が
 去年出ています(東大医科研)。体内には誰でもウイルスがいます。コロナじゃないだけです。)
(医者だから正しいことを言っているかも、と考えるのは思考停止です。洗脳されています。
 医者の中にも一部、接種反対派はいますが、医者全体から見れば少数派にすぎません。
 反対の根拠は、症状が軽いことが多いこと、安全性確認の治験が完了していないこと、
 接種の副反応がひどい場合に亡くなることもあること、などのようです。
 現在の状況になっても、まだ反対できるのでしょうか。まだまだ収束には向かいそうにありません。
 すでに病院が急増した患者で機能不全に陥り急患の受け入れができなくなってきており
 「軽症」とされる結構重い症状の人が9万6千人以上自宅療養しています。
 重症者は1800人を超えています。
 この医療崩壊の責任の一端は、反対派の医者たちにあります。
 反対反対といいながら、こっそりと接種を受けている医者もいそうです。
 ウイルスなんてフェイクだと言っていた元大統領もワクチン接種をしていましたね。
 反対派の医者を信じようとされる方は、その医者がワクチン接種を受けていないと
 明言しているかどうかを確認してください。もし明言を避けていたなら、
 その医者の発信情報はウソだらけです。)


接種によって、たしかに大変な状態になってしまうこともあり得ます。
確率的にはきわめて低いですが、そうした事態をゼロにはできません。
だから接種しない、と考えるのは、思考が短絡しています。
接種で大変な状態になった人は、仮に接種せずに感染したとしたら、どうなっていたか。
さらに大変な状態になっていたと考える方が、自然だと思います。

冒頭に挙げた妊婦さんは、自分が感染することを考えていなかったか、接種の順番待ちだったかは
わかりませんが、もし受けていれば結果は変わったかも知れません。
感染せずに過ごせるならば、接種をしないことがベストではありますが、
ここまで感染が拡大してくると、感染せずに過ごせる確率は、かなり低いように思われます。

感染者数が過去最高を更新し続けていますが、感染者数は発症したり検査を受けたりした人数より
多くなることはないものです。つまり、検査を受けることすら時間がかかってしまう現状では、
検査を受けていないものの実は感染している人が、相当な人数いると思われます。
感染していても無症状であれば、わざわざ検査を受けようとは思わないので、
感染者数の実際の数値は、報道されている値よりずっと高いのではないでしょうか。

感染してしまうよりは、ワクチン接種を受けた方がましかな、と私は考えます。
接種を2回受けても感染するリスクが減るだけで、感染しなくなるとはいえないようです。
しかし重症化するリスクは明らかに低下するようです。
そこで、妻は8月下旬に、私は9月初めに、日を分けて、ファイザーとモデルナも分けて
接種を受けます。




今日、こんなニュースも入ってきました。
未接種のアメリカ人が感染して亡くなったというニュースです。
まちがった情報を信じたための悲劇です。


ワクチン反対派女性がコロナ死
遺言は「子どもに必ず接種受けさせて」

202182010:51 AFPBB News 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3362500

AFP】米テキサス州で、新型コロナウイルスワクチン接種を拒否
していた4人の子を持つ女性が、同ウイルスに感染して死亡した。
夫も新型ウイルスで亡くした女性の遺言は
「子どもたちに必ずワクチン接種を受けさせて」だった。

 ラマルク(La Marque)という小さな町でピアノ教師をしていた
リディア・ロドリゲス(Lydia Rodriguez)さん(42)は、16日に
死亡した。2週間前には、夫のローレンス(Lawrence Rodriguez
さん(49)が、新型ウイルスに感染して死亡したばかりだった。

 リディアさんのいとこのドッティ・ジョーンズ(Dottie Jones
さんが地元テレビ局ABC13に語ったところによると、ロドリゲス夫妻
はワクチンを信じておらず、リディアさんが考えを改めた時には、
手遅れだったという。

 ジョーンズさんは、
「彼女(リディアさん)が挿管される前に姉妹に言い残した言葉の一つ
は、『子どもたちに必ずワクチン接種を受けさせて』だった」と述べた。
「ワクチンを接種していれば、今も子どもたちのそばにいられたのに」

 看護師のジョーンズさんは、ワクチン接種を受けるようリディアさん
を説得しようとしたが、できなかったという。

 ジョーンズさんは、
「人々が誤った情報を信じていることがただただ悲しい」と述べた。
「誤った情報が人々の命を奪っており、私たちは真実を公表しなければ
 ならない」

 ジョーンズさんは、ロドリゲス夫妻の子どもたちを支援するため募金
活動を行い、この話を公にすることで人々の意識を高め、ワクチン接種を
呼び掛けることを決めた。

「これは私たちの親族に実際に起きていることで、実際に起こり得る話だ」
とジョーンズさんは述べ、「みなさんを怖がらせようとしているわけではない。
ただ、新型ウイルスが実在し、(変異株)デルタ株はこれまでになく厳しい
ものであることを理解してほしい」と訴えた。【翻訳編集】AFPBB News