自習室作りました。
週6日コースの部員は、自習室を無料で使うことができます。
7月26日(日曜日)オープンです。
初日に限り、13:00スタートとしますが、
以後は、5:00~15:00(日曜日は23:00まで)の間、年中使えます。
BENBUが休みの日でも使えます。
カギは部員のスマホになります。
自習室の環境の方が好きな部員は、平日のBENBUが開いている時間帯にも
自習室を使うことができます。質問等の対応もいつもと同じです。
なお、防犯対策上、使用許可を出した部員以外の使用は禁止します。
友人等と一緒に勉強する、といった使い方はできません。
また、防犯カメラがついており、室内の様子はどこからでも監視できます。
状況に応じ警察に連絡をいれますが、
自習室にいる生徒も、怪しい人が来たときには遠慮なく警察に連絡をいれてください。
勘違いの可能性があっても、連絡をためらわないでください。
警察からの苦情はBENBUが受けます。
以下、自習室の写真です。
この間コラボさせていただいた「化学専門塾」さんをはさむ形になっています。
また、コラボさせていただく予定です。
BENBUは、自分で自分を伸ばす場・環境を提供します。
同時に、必要なあらゆるサポートも、全科目を通して提供しています。
学習内容だけでなく、メンタル面や方法論、計画立案も含めて、
受験に必要となるすべてにおけるサポートができるよう努めています。
これは、私自身への戒めでもあり、驕りを消し初心に戻す呪文でもあります。
自分でどれだけ努力したか、どれだけ自分自身と向き合って自分を伸ばそうとしてきたか、
それが問われるのが大学受験です。
授業を聞いてわかった気になるのは悪いことではありませんが、
それだけでは大学の入試問題は解けません。
県立高校入試のように、見たことのある問題ばかりが並んでいる世界ではないのです。
授業は、きっかけ、または、ペースメーカーでしかなく、
実力は自分で問題を解いてこそ伸びていきます。
そもそも授業で伝えられる量は多くはなく、
質(内容面)でも量でも、市販の問題集・参考書の方が優れています。
授業ではその流れに合った問題を採用するので、
合わない問題は、見た目が似ていても解けません。
某有名講師が現代文で、蛍光ペンで色分けすると全体の構造が明確になる、とした授業が
有名になったことがありましたが、それは、その方法がぴったりとあてはまる、例外的な
問題だったからで、汎用性があるわけではありません。
特に数学では、授業で解説を受けた問題が入試に出るはずがなく(たとえ予想問題であっても)、
入試本番では見たことがない問題が並ぶのが普通です。
むしろ、やったことがある、見たことがある、という問題に出会ったときは要注意です。
考えるのではなく、思い出そうとしてしまい、思考が停止してしまうからです。
そんなときに、問題文の読み落としや曲解が生じます。
本番で初めてみる問題を前にして、1問ずつ解きつぶして合格点をもぎとれるかどうかは、
日々の「自分の頭で考えた時間」の質と量にかかっています。
解き方の暗記では全く歯が立たないのです。
わからない問題と対峙して、どう解き進めていくか、
これを知識ではなく正しい直観が出てくるようにトレーニングしていくことこそが
合格の要諦です。
「この問題はこうこうだから、このパターンだ」と答えるのは、
暗記した解き方を思い出してあてはめているだけです。
「どうしてそう解くの?」と聞かれて
「だって、そう解きたくなったから」と答えるようになりたいです。
あるいは「問題文にこう書いてあるから」と問題文と会話するようになりたいです。
また、入試が近づくにしたがって受験生が抱える不安は大きくなっていきますが、
これを克服あるいは活用できるかどうかも、
「自分の頭で考えた時間」がどのくらいたまっているか次第です。
だからこそ、自分で自分を伸ばす場・環境が必要で、BENBUはそれを提供することを使命としています。
自習室の新設も、それに沿ったものです。
このあともう少しだけいろいろしています。
シューズボックスと荷物棚です。
天井の壁紙、LED照明への取り替え、床貼りはすべてBENBU負担です。
できる限りで、集中に適した環境を作りました。
スリッパは当然に一人一人専用であり、BENBUが提供します。
持参などあり得ませんし、共用もあり得ません。
8月2日の時点で自習室を使う資格のある部員の数と、自習室の座席の数が等しくなりました。
いずれは自習室の使用が予約制になるかも知れません。
あるいは条件を変更するかも知れません。もう少し様子を見ます。