コップの洗浄について


BENBUでは生徒にコーヒーを無料提供していますが(ホットのみ)、
今日は、コップの洗浄について紹介します。

飲み終わったコップは、まず、水ですすぎ、普通に洗います。
普通の飲食店、喫茶店、家庭では、これで洗浄終了になります。

次に、キッチンハイターを倍希釈した液(次亜塩素酸ナトリウム[塩基性]として約12000ppm
をスプレーし、分間ほど放置します。液量は約5mLです。
コップの外側や取っ手にもスプレーしています。
ここまですれば、有機物は残りませんし、細菌やウイルスも残存できません。


その後、コップに水を満たし(次亜塩素酸ナトリウムとして約170ppm)、分間以上放置します。
(たいてい30分間以上になります)

きれいにすすいで乾かして終了です。
ふきんで水気を拭き取ることはしません。ふきんから細菌が移るからです。
普通は気にする必要がないことですが、BENBUでは気にしています。
乾燥させるラックも当然に滅菌処理をしています。



なお、キッチンハイターなどの次亜塩素酸ナトリウム溶液は強塩基性(強アルカリ性)で、
加湿器などに使える次亜塩素酸水(ほぼ中性)とは異なります。

次亜塩素酸水は、塩酸や食塩水を電気分解して作る水溶液で、
ペットの消臭剤として使用されたり(ペットにかかっても安全)、
超音波式加湿器にセットすることで空間の消臭や除菌に使用されたりしています。
次亜塩素酸は、白血球のある種(好中球)が、体内に侵入してきた細菌をやっつけるために出す殺菌剤です。
つまり、人体内で作られ、日々殺菌に使われている成分です。
食品添加物として厚労省に認められ、カット野菜の洗浄にも使われています。
当然に厳格な毒性検査に合格しています(慢性毒性、発がん性、催奇形性)。

これに対し、次亜塩素酸ナトリウム溶液は、皮膚にかかると炎症を起こしてしまいます。
触ると、ぬるぬるして、皮膚が溶けているのがわかります。

名前がほぼ同じなので文系の方にはわかりにくいですが、
次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムとは、違うものです。
キッチンハイターやカビキラー、ドメストなどの次亜塩素酸ナトリウムは、
次亜塩素酸水とは、違うものなのです。




BENBUでは、
食器の洗浄には、次亜塩素酸ナトリウム溶液を使っています。
部屋の除菌には、次亜塩素酸水を使っています。
もちろん、濃度もきちんと秤量して適切に使用しています。
元研究員(微生物化学・生化学・製薬)なので、ぬかりはありません。

次亜塩素酸水の使用が不安だという方は、
水道水(次亜塩素酸で殺菌)に触ることもできない人なのでしょう。
プールに入るなど、あり得ないという方なのでしょう。
たしかに、日常生活において慎重な配慮が必要な疾患にかかっている人もいます。
また、神経質すぎる人もいます。特にコロナ禍によるストレスから過敏になっている方も
いらっしゃるでしょう。
食品添加物が危ないとか、水道水が危険だとか、不安をあおる書籍を出して儲けている人が
いて、そうした本や、それを取り上げた番組・雑誌などを見て、不安にかられる人も
いらっしゃるでしょう。
残念ながら、そうした方はBENBUには合いません。









余談です。


汚い話なので、
以下は読みたい人だけ読んでください。


汚い話です。
うんちです。


コーヒーや乳酸菌飲料を飲む際に、あわせて
粗糖オリゴ糖またはフラクトオリゴ糖を摂るようにしました。
回あたり大さじ杯ほどです。
生徒も使えるのですが、誰も使いません(笑)。


摂ることにしたきっかけは、
花粉症の人はオリゴ糖を摂れば良いと書いてある本を目にしたことです。
その本を買ってはいません。レビューなどで内容を把握できたので、それで十分でした。
腸内細菌を食品でコントロールするという発想に興味がわき、
自分なりに自分の体を使って実験をしてみたくなりました。
花粉症に効くのが本当であれば、自分の免疫に影響を与えうるということです。
免疫を正常化するのか、活性化するのか、さっぱりわかりませんが、
やってみれば体調に何らかの変化を感じることができるのではないか、と考えました。
免疫のコントロールは、薬では無理で、健康的な生活以外は、せいぜい乳酸菌製品の摂取
程度しか手がありません。それがオリゴ糖の摂取でできるなら、ありがたいことです。
もちろん、なんの成果も得られない可能性もあります。
成果があるかないか、あるとすればどういう成果か、半年あればつかめるだろうと思っています。

はじめの日間ほどは、飲んで時間以内に下痢をしてしまうような状態でした。
もともと、キシリトールでさえ下痢をしてしまう、弱いおなかだったので
(粒チューインガムは粒かむと30分で下痢になります)
想定の範囲内であり、生徒が全員帰ってから飲むようにしていました。
日目以降は、夜に飲めば、眠るときにおなかがギュルギュル鳴るものの翌朝までもち、
朝に下痢するだけで済むようになりました。
ヶ月後には下痢はしなくなり、軟便となり、
ヶ月半後にはふつうになりました。
ヶ月半で慣れたことになります。

成果は、まだ、わかりません。
ただ、飲み始めてから、風邪はひいていません。
ハードな生活をしていますが、特に疲れて大変ということもありません。
それが成果なのかどうか、もともとそうなのか、わかりません。
花粉症でもアレルギー性の疾患を抱えているわけでもないので、
「こんなにしているのに花粉症デビューしてしまった!」といった事態でも起こらない限り、
アレルギー疾患に対する効果はなんともいえません。

体が慣れたことは、
腸内細菌叢が変化したことを意味しているのかも知れません。
善玉菌・悪玉菌のバランスが変わったのかも知れません。

欲しいのは、高く、かつ、暴走しない免疫力です。
そのカギは腸にあるだろうとは思っています。
これからどうなるか、体調の変化に注意しながら、続けてみます。