「コロナ騒ぎ」後を考えましょう。
無症状の人を検査してみると、6%がすでに感染済みであったという調査結果が出ました。
慶応大病院(東京・新宿)が4月中旬に実施したPCR検査の結果です(日経新聞 2020/4/23)。
つまり、かなりの数の人が感染済みで、抗体を持った人が増えてきている、ということです。
したがって、終息はまだ先(共存か?)ではあるものの、収束はそう遠くないと考えられそうです。
また、従来考えられていた重症化率・致死率も、全体的に見れば、そう高くはないといえそうです。
騒ぎの終わりが近づいてきました。
油断せず、おそれのためにムダな時間を使わず、なすべきことを淡々と進めたいものです。
高校生には、学校から課題が追加されたり、映像配信があったりと大変かも知れませんが、
登校していた場合に比べれば、ずっと楽に勉強を進めることができていると思います。
自分で勉強できる人は、どんどん進めばいいです。
高校による邪魔が入らない分、効率よく進めるはずです。
受身だった勉強から、自分が主体の勉強に、切り替えざるを得ない苦しさはあると思います。
しかし、自分主体の勉強こそ、本当の実力が育つ勉強なのです。
授業という形態は効率が悪いし、わかった気になっても実力になりづらいのです。
自分で勉強してこそ、本当にわかる、本当に解けるというレベルに達することができるのです。
授業はペースメーカー程度の役割にすぎません。
つまづいた点について質問できれば、それで十分ですし、
理解が正しいのかをチェックしてもらえる機会があれば、それでいいのです。
多くの高校生は高3の秋頃から、ようやく自分で勉強するようになっていくのですが
(高校教師やカリキュラムが頼りにならない現実にようやく気づくので)、
それが、4月の段階で(高1、2生は2年半または1年半早く)訪れているので
現時点で勉強できている高校生はとてもラッキーです。
実力がつく勉強方法を実践し、理解を積み上げていく絶好の好機です。
逆に、勉強せずにだらけてしまっている人は、
勉強している人との差が、どうしようもないほどに開きます。
学力面で、静かに、しかし確実に、二極化が進行しています。
とりあえずのGW明けまでだった休校も、延長する学校が出てきました。
特に高3生は、今の時期の過ごし方が非常に重要となります。
夏休みの時期を指していた「入試の天王山」が、今来ています。
中身は少し異なりますが、今やるべきことを着々と進めましょう。
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高校生の場合、休校中の運動は、特に気にしなくていいですが、
するのであれば、筋トレがおすすめです。
スクワットやランジなど、下半身の筋肉を使う筋トレが効率的です。
勉強面にも筋トレは効果があります。
考え続ける忍耐力・長時間の勉強ができる能力(勉強体力)が高まるのです。
おすすめの「ランジ」
(gifアニメはBENBU作)