下りは楽 → いま楽だとしたら、下っている

下るのは、楽です。
上るのは、大変です。

高校生活を遊んで楽しく暮らしている人は、下っている最中です。
上っている人は、大変な思いをしています。
ただし、大変な思いをしていても、それによって実力が伸び目標に近づく実感を
得ることで、喜び・楽しみになっていることが少なくありません。

下っているのか上っているのか、
それは
いま楽なのか大変なのか、
言葉を換えれば、
いま適当に過ごしているのか全力で過ごしているのか、
それでわかります。

医学部や難関大学を狙う人は、楽であったら危機感を持ってください。

ただし、楽であることを戒めるつもりで、夜更かしをして、
寝不足の中、つらいよーと思っているのは、ただのバカです。
眠らなければ脳は動きません。記憶も定着しません。
常にコンディションを整えてフル回転できる脳を維持することが
受験勉強の大前提です。

部活で大変な思いをしていても、それは所詮遊びです。
勉強で大変な思いをしているか、それが重要です。
部活をしている人は勉強時間が限られるので、
スキマ時間をすべて勉強にあて、授業中も必死で集中して復習不要とし、
帰宅後の時間は5分でもムダにせず頑張ることが必要です。
部活動をしながら難関大学に合格していく人たちは、そういう生活をしています。
部活動で「疲れたから今日は勉強パス」と言っていては、下る一方です。
平日毎日部活動で土日もずっとあるといったブラック部活に所属している人は、
大学受験を犠牲にしている自覚を持ちましょう。
部活顧問や高校は一切責任を取ってくれません。
部活顧問や高校は将来のことを真剣に考えてくれているわけではありません。
同じブラック部活に所属している人はたいてい同じレベルです。
その中でだけ考えていても突き抜けた視点は出てきません。
せいぜい足を引っ張り合うくらいです。
選択できるのは自分だけです。その結果を負うのも自分だけです。
すべて自己責任です。

誘惑に負けて夜更かしを続けている人は、自分の人生を自分で潰しています。
変わらなければ一生そのままです。
高校生の頃の自分は、実は大人になってもたいして変わりません。
今変われないなら、一生そのままです。
高校生の時期は、自分を作っていく時期です。
中身については、ほぼほぼ完成してしまいます。
変わろうとするなら、今です。