目を通した参考書・問題集/更新

確定申告(青色)の準備も終わり、ついでに参考書等の整理もしてみました。
ここに載せたものはBENBUにあります。
ほとんど目を通していますが、一部、入試問題集などは、まだ途中のものもあります。
手にして、解いてみて、いまいちだなと思ったものは、即捨てていますので、
ここに挙がっているものは、少なくとも解く・読む価値があると判断したものです。

ここに挙げた参考書・問題集は、私が塾の講師になってから買い求め読み・解き始めたものです。
つまり仕事をしながら勉強をした成果です。
そして、今でも読み・解き続けていますし(何周目か数えていませんが)、
英単語集などは繰り返し目を通しています。
そうすることで、理解が深まったり、著者のクセや苦手に気づいたりするだけでなく、
高校生の時間管理の大変さを、同じ目線で感じることができます。
そんなふうにして私はずっと、受験生のような生活を続けています。
毎年同じ内容を授業するだけの(手抜きの)教師や講師と違い、私の言葉に説得力が
あるとすれば、こうした継続的な実践が原因でしょう。
昔は偉かった人であっても、現在努力をしていない人は偉くない、と私は考えます。
教師や講師は努力をし続ける人でなければ、生徒を教える資格すらないと考えています。
塾の中には、市販の問題集等をただ自習させるだけの所もあります。そこの看板講師が
教材をセレクトしているのですが、教材の多くは書店での立ち読みだけです。
自分で実際に使ったわけではないのに、立ち読みだけで判断して教材を選んでいます。
私はそんな無責任はことはしたくないので、自分で買い求め自分で読み・解いています。

高校生に、ここに挙げた問題集等をやった方がいいと勧めているわけではありません。
高校生は、基本的には学校で使っているもので十分です。
それをこなした上で、さらに何かやりたいとか、学校のものが気に入らないとか、
苦手な分野ができたり授業がわからなくなったりして短期間に実力をつけたいといった
場合には、下記の中からそれぞれの習熟度・状況・性格・要望に最も合ったものを
チョイスしておすすめし、最短距離のコースを設定して伴走します。

高校生は学校の課題が多いので、一般的な集団授業の塾に通うと、また別のテキストを
渡され、二重に授業を受けることとなって、ムダが多くなります。
学校の課題をこなす時間もなくなっていきます。
誰にでもあてはまる授業というのは、実は個別には、要望に沿わないものなのです。
高校ではがまんせざるを得ない面もありますが、塾でもがまんする必要はありません。
BENBUでは、そのようなムダを極力排除して、それぞれが最も伸びやすく、時間を
有効に使える方法を、それぞれに合わせて指導しています。

1年生で、数学の授業がわからなくなっていた人が、最近のテストで良い点を取り、
いちばん上のクラスに移動しました(私立)。ひとりよがりな方法ではなく、また、
学校の教師のムダな課題に労力・時間をかけずに、素直に指導に従ってもらえれば、
結果は出ます。
もともとできる生徒が良い順位を取っても、それはその塾の成果ではありません。
しかし、塾の中には、校内順位を貼り出して、いかにもその塾の成果のように宣伝して
いるところもあります。ひっかかる人はひっかかるでしょう。
宝くじで、1等賞が出た売り場に人が殺到するのと同じです。もともと当選確率が
きわめて低い宝くじを買おうとすること自体がまちがっていますが、1等賞を当てた
人がいるから、その売り場で買えば自分も当たるかも、と妄想してしまうのも、
しかたのないことです。
塾選びでも、同じようなことが起こっています。校内1桁の生徒が何人も通っている
塾に行けば、自分も成績があがるんじゃないかと妄想している人も少なくないでしょう。
勉強では、他人の真似をして成果が出るはずがないのに、できる人の真似をしたくなって
しまうのも、やはり、しかたのないことです。
残念ですが、それはそれで構わないと思っています。何を選ぶかは人それぞれの価値観や
思考によるもので、BENBUにできるのは判断材料を提供することだけだからです。
また、BENBUは少人数制の塾なので、多数の申込みには対応できないからです。

※地理を追加しました。
センター試験の地理は知識があまり要求されておらず、理系の生徒にとっては
短時間の準備で高得点を取れる科目です。
今年の問題は、すでに解いたものを載せている通り、2問以外は完全に正解し、
2問はどちらも2つにまで絞れていますので、2分の1の確率で正解となります。
わたしは地理については、ここ最近、そんなに勉強していたわけではありませんが、
満点近くを取れています。
センター地理はそういう科目です。
にもかかわらず、高校の教師は知識で点を取ろうとして、出題に関連した知識を増やすことを
生徒に強要しています。最低限の知識のもとで基本となる理屈を押さえて考えるという方法ではなく、
すべてを知識化して正解していこうという方法です。とんでもなく時間・労力がかかります。
また、あまり能力のない塾講師が、地理は選択すべきでないと、わけのわからないことを言っています。
こうした状況に鑑み、BENBUでは高3生に対し、センター地理の指導も実施することにしました。