目を通した参考書・問題集/1

たくさん、あります。
受験時代にもいろいろ解き込みましたが、当時のもので現在まで残っているものはありません。
残しておけばよかったなー、書き込みやマークのしかた、まとめとして貼り付けたものなどを参考にしてもらえたなー、と、ちょっと後悔していますが。

現在持っているものは、下記の通りです。
BENBUに大半を持ち込んでいるので実物を見ていただけます。
本棚では前後2列になっているので、写真のあとにscanした表紙の画像を載せます。
scan画像は、家庭教師先で推薦するものを示したり、外出先でも勉強計画を立てたりする必要がたびたびあったために作ったものです。

これらの本は、塾講師時代から自分のために買って読み、解いてきたものです。
現在は、たとえば、FocusGoldが、scan画像のものより最新版になっていたりします。
今でも目に付くものがあれば買い、いいなと思えば残し、参考にならないなと思えば捨てています。
なので、残っているものは、どこか良い点があったものばかりです。
参考書・問題集で迷っている人はぜひ質問してください。現状に最も合うものを紹介します。どこかの塾のように、マニュアル化されたリストに従って、自分が使っていないのに生徒に勧めるようなことはしません。
もっとも、高校で使っているものをまず消化することが最優先です。それらを放置して、これらの本に飛びついても効果は期待できません。

まずは、BENBUの本棚から。


自宅ほど本棚のスペースを取ることができなかったので、本棚代わりのスチールラックに2列にして押し込んでいます。



(※ 表紙のscan画像は、更新しました。あとの記事をご覧下さい。)


<英語>
多いです。
資格関係の本は一度処分した後なので少ないです。
単語集は家庭教師先の生徒が使っているものをその都度そろえて同じ教材を持ってサポートしていました。

BENBUでは理系志望の生徒向けの英語学習を指導しています。
英語に途方もない時間をかけさせる愚かな指導はしません。英語も受験科目の1つにすぎないからです。
あくまでも、合否は総合得点で決まります。英語だけできても、仕方ありません。


2018.9. 画像の中の2冊につき、家庭教師先の生徒に差し上げました。
あと少しで家庭教師をすべて終了するので、応援グッズになればいいなと思います。


<数学>
数学は、英語ほど多くはないですが、
英語と違って1冊をこなすのにかなり時間が必要になります。知っているだけで解ける問題なんて、ほとんどないので、そこが英語との大きな違いですね。


<国語>
国語はセンター対策のみとなるので、できるだけ時間をかけずに高得点を狙えるように、問題にはまらないように指導していく助けになるものを中心に選んでいます。


<物理>
物理は大手通信教育の東大京大コースの添削をしていた関係で、難問を漁る目的で買ったものもあります。
通信教育の教材も手元にありますが、難問が多いので必要になる人は少ないかなと思います。
本の内容については、昔に比べれば教え方が親切になってきましたが、まだまだ途上だなぁと感じます。文字で伝える限界なのかも知れません。
物理はやはりライブの授業がいちばん伝わりやすいと思います。
物理を微積で解かせようとする高校もありますが、その必要性はほとんど感じません。そうした本もこの中に混ざっていますが、ニュートンの時代にわざわざ戻らなくても、もっとわかりやすい考え方があります。公式の丸暗記は物理嫌いを作るだけなので、可能な限り避けています。電気と磁気の関係のアンペールの法則など、自分で導くのが大変すぎるものは、覚えて使うように伝えています。


<化学>
化学は、あまり難しくないため、教材は多くありません。
良い教材が少ないことも理由になりますが、教科書で基本を身につけたら、センター試験と各大学の個別試験の過去問を解きこなせば十分だと思います。
わからないなーという人は、ライブの授業がベストでしょう。


<生物>
生物は、これ!というものが見当たりません。
しかたなく市販本から探すとこの程度になります。
(あと少し、まだ自宅分があるので後日追加予定)
内容が分子生物学というミクロなものから、バイオームという地球全体の生物を考えるマクロなものまで多岐にわたるうえ、分野によっては日進月歩のすごいスピードでどんどん更新されているので、大学入試向けの教材が作りづらいというのもあるのでしょう。
これいいよ!というのがありましたら、教えてほしいです。
大学で使う教材はここには載せていませんが、そうしたものに書かれている知識をベースに説明するとスッキリすることも多いような気がします。
知識を増やす=時間がかかる、なので、他の科目とのバランスを考えつつ、必要な限度で知識を補充し、それ以外はとりあえず覚えて使うようにするのがベストです。


これらの本は、私自身が現在も勉強を続けている教材です。大学受験生に負けないように日々勉強をしています。それが、アルバイトの学生講師との大きな違いです。一般的な塾の講師との大きな違いでもあります。
各大学の過去問(赤本、青本など)は載せていませんが、それは、もはや書籍としての原形をとどめていないせいです。
生徒のみなさんは、私をライバル視して奮闘してもらって構いません。奮闘材料の一つになれば幸いです。
勉強することに疲れたら相談に来てください。伸びないのではないかと不安になったときも悩まず来てください。現在も勉強しているからこそ、理解できる心情があり、伝わる言葉があります。